TADAIMA 2026(10月25日〜11月22日)メインイベント 1日目 / ファシリテーター:Tomas Nilsson(リンネ大学)

TADAIMA のセッション後、プロジェクションスクリーンの前で参加者と並ぶ Tomas Nilsson 氏(中央)。

TADAIMA 2026メインイベント・4日間の1日目

2026年11月5日(木)/ 13:00–16:00 / 静岡県下田市

地域の問いから、
世界とつながる

Local Questions, Global Connections — TADAIMA Academic Workshop 2026

日時

11月5日(木)

13:00–16:00・TADAIMA 2026 の1日目

場所

静岡県下田市

東京から電車で約2.5時間

参加

招待制

研究者限定

言語

英語

ファシリテーター:Tomas Nilsson(リンネ大学)

注目ポイント

Key Points

今年は、問いと人を集めるところから始めたいと考えています。

すぐに何かをつくるのではなく、2026年は核となる問いを一緒に立て、それに取り組みたい人が集まる時間にしたい。

何を測っていくのか、その定義をどうするのか。2027年以降も持続可能な形で続いていくためには、どうしていったらいいのか。それを研究者のみなさんとディスカッションしていきます。

公共政策や地域経済の専門家、計画や予算が実際にどうつくられるかを知っている人にも、ぜひ加わってもらえたらうれしいです。

プログラム

Program

  1. 13:00–13:15

    ウェルカム&イントロダクションWelcome and introduction

    塚田絵玲奈と Tomas Nilsson が、TADAIMA の取り組みと1日目の位置づけを紹介。ワークショップの考え方と、なぜ下田が学際的・場所に根ざした研究にとって興味深い舞台なのかを話します。

  2. 13:15–14:30

    アイデアの共有Sharing ideas

    参加者が自己紹介と、いま自分を動かしている問いを短く共有します。正式な発表ではなく「会話のきっかけ」。取り組み中の研究課題、よく知っているフィールド、有望だと思う理論的視点、方法論上の問い、もっと注目されるべき論点など。下田・伊豆との接点は歓迎しますが、必須ではありません。

  3. 14:30–15:30

    リサーチ・クリエーション・ラボResearch creation lab

    共有された内容から立ち上がったテーマを、全員で掘り下げます。共通の関心、補い合える専門性、協働の可能性。どの課題を深掘りすべきか、どんな理論が問いを豊かにするか、どんなデータを集めうるか、どの方法が適切か。地域の団体・事業者・自治体・住民との協働や、共著論文・フィールドスクール・研究助成への申請・今後の研究プロジェクトの可能性も探ります。

  4. 15:30–16:00

    振り返りと次のステップReflection and next steps

    アイデアを全員で振り返り、有望な研究テーマ、協働の候補、具体的な次の一歩、そしてこの後の TADAIMA をはじめとする、世界・日本全国の持続可能なグローバル関係人口に向けた取り組みに引き継ぐ問いを確認します。

事例から考える

研究は、町の未来に
何ができるか。

A case on the table

話題提供のひとつとして、タイ・チェンマイの「Nomad Friendly District」を取り上げます。

チェンマイでは、デジタルノマドと地域の人々がともに暮らし働くための、県レベルの政策サンドボックスが進んでいます。2026年9月には Nomad Futures Lab ↗ が、研究者・住民・行政・コリビング運営者を3週間集めました。その成果が、地区のブループリント、未来研究の論文、そして地区の未来を描く英語・タイ語の2言語で書かれた架空の新聞『Flyways』です。

この部屋で考えたいのは、「下田版をつくるとしたら、どんな形になるか。そのテーブルには誰が座る必要があるか」です。

下田にとっての意味
下田には、継続プログラムによる数年分の記録された成果があります。一方で、共有された研究の柱や、自分たちの未来を語る物語はまだありません。そのギャップ自体が研究の問いであり、ローカルとグローバルの視点が出会う場所になります。

ファシリテーター

About the facilitator

Tomas Nilsson(トーマス・ニルソン)博士
リンネ大学(スウェーデン)マーケティング・観光学部 上級講師

ストーリーテリング・コミュニケーション・レトリックの観点からビジネス実践を研究・教育し、AB Endoxa でシニア・コミュニケーション・アドバイザーも務めています。

現在の調査テーマは「人口減少や危機に直面する地域で、物語はどのように未来への希望をつくるのか」。日本の地方における社会的起業・地域づくり・デジタルノマドを扱っています。

遠くから観察するのではなく、実際にプログラムに参加し、セッションを持ち、内側から見る。そのためにスウェーデンから下田へ通っています。このセッションも本人が設計し、当日ファシリテートします。

2つの調査地のひとつ
下田は、この研究で2つしかない調査地のひとつです。もうひとつは、2011年の震災・津波・原発事故を経験した福島県南相馬市小高。研究成果は2027年に発表予定です。

スウェーデンでの姉妹ワークショップ構想
リンネ大学でも同僚・学生と同様の学際ワークショップを開き、スウェーデンと下田・伊豆をつなぐ共同プロジェクトや教育ケースを探ります。

なぜ下田か

Why Shimoda

下田は2024年から、単発のイベントではなく通年のコリビング・プログラムを続けてきました。そこにあるのは、研究にとって珍しいもの、数年分の連続した行動記録です。

参加者102人・25か国から(2025年)
リピート率34%プログラム参加者(2025年12月時点)
平均滞在20.6泊
紹介経由36.2%知人の紹介で参加

数字はアンケートではなく、運営記録(予約・宿泊数・紹介元)です。

全ノマドの年間リピート率:26%(n≈70、2025年6月以降)

もうひとつ大切にしたいのは、研究がその地域に何を返せるか。下田をデータ収集の場にするのではなく、公開の場での対話・教育・協働プロジェクト・地域との知識交換を通じて、互いに価値を生む関係を目指します。

開催概要

Overview

日時
2026年11月5日(木)13:00–16:00 / TADAIMA 2026 メインイベント1日目
場所
静岡県下田市(伊豆半島、東京から電車で約2.5時間)。会場の詳細はお問い合わせ後にお送りします。
形式
学会でもセミナーでもない、創造的なリサーチ・ワークショップ。完成した研究は不要です。
対象
地域開発/コミュニティ・レジリエンス/ソーシャル・アントレプレナーシップ/場所の語り/モビリティ/ローカル⇄グローバル関係に関心のある研究者・大学院生・研究志向の実践者。公共政策・地域経済の専門家は特に歓迎します。
ファシリテーター
Tomas Nilsson 博士(リンネ大学、スウェーデン)
言語
英語
参加
研究者限定・招待制

この日の前後

下田での4日間、11月5日〜8日。

アカデミック・ワークショップは、TADAIMA SHIMODA 2026(10月25日〜11月22日)の4日間の公開イベントの初日です。県のデジタルノマド・シンポジウム、日英2言語のコミュニティ・フォーラム、地域の住民や学生とつくる世界の文化祭が続きます。1日目は、あえて狭く深く。どの日も単独で参加でき、2〜3日参加する人もたくさんいます。

2026.11.05(木)/ 静岡県下田市

TADAIMA SHIMODA 2026 の一部として開催 / ファシリテーター:Tomas Nilsson(リンネ大学)
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11/5(木)13:00–16:00
静岡県下田市
プログラム