TADAIMA 2026 · Day 1 · 静岡県下田市
Local Questions, Global Connections
下田発の学際的リサーチをつくる — 考えながら話したい研究者のための、半日のワーキングセッション。

これは何か — そして何ではないか
これは 学会でもセミナーでもありません。創造的なリサーチ・ワークショップです。完成した研究の発表は求めていません。
持ってきてほしいのは、好奇心、まだ形になっていないアイデア、そして会場の人たちと一緒に深めたい問いです。下田や伊豆半島とのつながりは歓迎しますが、必須ではありません。
前提はシンプルです。大切な研究の問いは、ローカルな経験をグローバルな視点で読み解いたときに生まれることが多い。下田と伊豆半島は、私たちが共有する出発点です。地域活性化、モビリティ、起業、サステナビリティ、場所、文化、社会の変化について語り合うための。
対象
地域開発、コミュニティ・レジリエンス、社会起業、場所の語り、モビリティ、ローカルとグローバルの関係に取り組む研究者、大学院生、研究志向の実践者。
ファシリテーターについて

リンネ大学(スウェーデン)
ストーリーテリング、コミュニケーション、レトリックの観点からビジネス実践を教え、研究しています。AB Endoxa のシニア・コミュニケーション・アドバイザーも務めています。
現在のフィールド調査のテーマは、危機や人口減少に直面する地域で、物語がどのように未来への感覚を生み出せるか。日本の地方における社会起業、地域づくり、デジタルノマドに注目しています。この研究の調査地は2か所だけで、そのひとつが下田。もうひとつは、2011年の地震・津波・原発事故の被害を受けた福島県小高です。
彼は下田を遠くから研究するのではありません。プログラムに参加し、セッションを運営し、現象を内側から見つめています。そのためにスウェーデンから飛んで来ます。フィールド調査の成果は2027年に発表される予定です。
このセッションは彼が設計し、当日も彼がリードします。彼自身の言葉によれば、出発点はシンプルな前提です。大切な研究の問いは、ローカルな経験をグローバルな視点で見たときに生まれることが多い。
プログラム
構成はあえて柔軟にしてあり、参加者に合わせて変わります。
持ち帰れるもの
論文集ではなく、はずみです。午後が終わるころ、参加者が次のことを手にしていることを目指しています:
- 有望な学際的研究の問いをいくつか見つける
- 新しい研究者とのつながりをつくる
- 共同のフィールドワークや共著論文の可能性を探る
- 下田のような場所が、ローカルとグローバルの問いを探る「生きた実験室」になりうるという感覚を共有する
同じくらい大切にしている目標があります。研究が、その研究が行われるコミュニティに何を返せるか。下田をデータ収集の場にするのではなく、互いに価値を生むこと。公開の対話、教育、協働プロジェクト、地域の知の交換を通じて。
なぜ下田か
下田では2024年から、一度きりのイベントではなく継続的なコリビング・プログラムを運営してきました。そこから生まれるのは、研究にとってめずらしいものです。数年にわたって途切れず記録された行動データのある場所。
これらはアンケート回答ではなく、予約、滞在泊数、紹介元といった運営記録です。
私たちは下田を探索的な事例研究として提示します。一般化できるとは主張しません。主張するのは、記録されているということだけです。サンプル数や選択バイアスは現実の限界であり、それを避けるのではなく、率直に議論したいと考えています。
その週のほかの日
Day 1 は、下田で開かれる4日間の公開イベント(2026年11月5日–8日)の最初の日です。デジタルノマドをテーマにした県主催のシンポジウム、日英のコミュニティフォーラム、地元の人や学生とつくる世界文化祭が続きます。Day 1 は、あえて狭く深く掘る日です。
日本語
地域の問いから、世界とつながる
下田発の学際的リサーチをつくる — 2026年11月5日(木)13:00–16:00/静岡県下田市/使用言語:英語/参加無料
学会発表の場ではありません。完成した研究を持ってくる必要もありません。いま自分を動かしている問い、まだ形になっていないアイデアを持ち寄って、一緒に考える半日です。ファシリテーターはリンネ大学(スウェーデン)のTomas Nilsson氏。
対象は、地域開発/コミュニティ・レジリエンス/ソーシャル・アントレプレナーシップ/場所の語り/モビリティ/ローカル⇄グローバル関係に関心のある研究者・大学院生・研究志向の実践者です。下田や伊豆との接点は歓迎しますが、必須ではありません。
下田は2024年から、単発のイベントではなく通年のコリビング・プログラムを続けてきました。そこにあるのは、数年分の連続した行動記録です。掲載している数字はアンケートではなく運営記録(予約・宿泊数・紹介元)で、探索的なケーススタディとして提示しています。一般化可能とは主張しません。記録されている、とだけ主張します。
ファシリテーター:Tomas Nilsson(トーマス・ニルソン)博士
リンネ大学(スウェーデン)の上級講師。ストーリーテリング・コミュニケーション・レトリックの観点からビジネス実践を研究しています。現在の調査テーマは「人口減少や危機に直面する地域で、物語はどのように未来への希望をつくるのか」。社会的起業・地域づくり・デジタルノマドを扱うそのフィールド調査で、下田は2つしかない調査地のひとつです(もうひとつは福島県南相馬市小高)。遠くから観察するのではなく、実際にプログラムに参加し、セッションを持ち、内側から見るというやり方をとっています。研究成果は2027年に発表予定です。
ご参加をご検討の方は、ご自身の研究テーマを一言添えて、お問い合わせフォームからご連絡ください。会場等の詳細をお送りします。
下田での4日間
2026年11月5日–8日。どの日も単独で参加でき、2〜3日参加する人もたくさんいます。
← TADAIMA 2026 に戻る